読み物

患者さんのための機関誌「きよかぜ」

2013.12.01
外科 診療部長 丸尾啓敏    抗がん剤を使う治療を科学療法といいます。消化器のがん(食道がん、胃がん、大腸がん、肝・胆・膵がん、など)は一般に化学療法が効きにくいがんですが、様々な抗がん剤の開発によって、最近 ... 続きを読む

2013.11.01
整形外科科長 丹治 敦  「肩が痛くて夜も寝られないよ。」、「五十肩じゃない?」、肩の痛い50歳代の人は、このように言われてほっておくことが多いかと思います。五十肩ならしばらく我慢していれば良くなるからというのがその理由 ... 続きを読む

2013.09.01
神経内科科長 伊藤敦史  社会の少子高齢化は世界的な趨勢ですが、中でも日本は突出しています。認知症は加齢が最大の要因であり、今後ますます増加するこが予想される一方、少子化で介護の担い手である若者は少なくなりつつあり、将来 ... 続きを読む

2013.08.01
麻酔科科長 森脇 五六   「えびや蕎麦を食べて命を落とした」 こんな話をきいたことはありませんか?食物アレルギーの恐ろしさを伝える話です。食物アレルギー以外にも、花粉や様々な化学物質によって引き起こされるアレ ... 続きを読む

2013.07.01
呼吸器内科科長 吉富 淳    最近は禁煙ブームで、喫煙できる場所を見つけるのが大変なくらいです。愛煙家にとっては受難の時代かもしれませんが、見方を変えれば、今こそ禁煙のチャンスです。あなたも禁煙にチャレンジし ... 続きを読む

2013.06.01
救急センター科長 西山雷祐   熱中症ってなに?  これからの季節は特に注意が必要ですが、高温の環境下で体の水分や塩分のバランスが崩れてしまったり、体温が著しく高くなった状態を熱中症といいます。約2割が安静時に ... 続きを読む

2013.05.01
小児科科長 上牧 務  おたふくかぜが引き起こす難聴として「ムンプス難聴」というものがあります。ムンプス(mumps)とは、おたふくかぜのこと。おたふくかぜが、髄膜炎や睾丸炎を起こすことはよく知られていますが、難聴につい ... 続きを読む

2013.04.01
産婦人科科長 立岡和弘  がんの治療方法には、手術、化学療法(抗がん剤)、放射線治療などがあり、がんの進行状態や種類、年齢や合併症など、患者さんの全身の条件を考慮して治療方針が決められますが、病院や医師によって、その治療 ... 続きを読む

2013.03.01
放射線治療科科長 尾崎正時  癌の転移というと、どのような印象を受けますか?癌が全身に転移し、余命いくばくもないという感じでしょうか。しかし、必ずしもそうではないのです。 オリゴとは「少ない」という意味で、メタスタシスは ... 続きを読む

2013.02.01
口腔外科科長 池内忍  最近、日本人の二人に一人が生涯に一度はがんにかかり、三人に一人ががんで命を落とすと言われています。どこのがんが多いかと言いますと、男性では胃がんが最も多く、大腸、肺と続きます。女性では乳房、大腸、 ... 続きを読む

2013.01.01
リハビリテーション科科長  坂元隆一 リハビリテーション(以下「リハ」)では、障害者の機能、活動、参加、QOL※をできる限り高めることを目標としています。栄養状態が良好で栄養管理に全く問題がなければ、栄養を考慮せずにリハ ... 続きを読む