診療科・各部門について

平成26年7月から常勤医不在の状態です。外来診療は非常勤医師により別表のように行っておりますが、予約されている方、紹介状をお持ちの方に限らせていただいております。また、腎臓内科医が主治医になるべき疾患の入院治療は現在行っておりません。

【医療関係者の皆様へ】
 上記のような状況から、当院では腎臓内科の常勤医確保が急務となっております。医師、医療関係者の皆様で関心がおありの方は是非お声をかけてください。
 見学、面談希望者、待遇面の詳細は病院総務課総務係(054-336-1111)までご連絡ください。 

スタッフと専門領域

医師名 出身大学 医師免許取得年 専門領域・資格等
非常勤医師 今井正樹 慶應義塾大学 平成8年 外来:火・木
透析:月・水

はじめに

腎臓内科外来では、(1)心・脳血管障害ならびに腎障害の進展阻止を目指した高血圧治療、(2)2次性高血圧の診断と加療、(3)腎機能障害・慢性腎不全(糖尿病性腎症も含む)の維持・管理を目的とした加療、(4)末期腎不全症例の透析導入、(5)各種腎炎・ネフローゼの治療、(4)腎盂腎炎等の感染症加療、が主なものとなっています。

対象疾患

  • 高血圧症(本態性・2次性・緊急高血圧症)
  • 急性腎不全・慢性腎不全(腎硬化症・糖尿病性腎症)
  • 糸球体腎炎・膠原病や血管炎による腎障害・ネフローゼ症候群・水電解質代謝異常疾患
  • 尿路感染症(腎盂腎炎)

腎臓内科は現在非常勤医師で診療にあたっています。
外来診療は火・水・木・金曜日、透析治療は月・水・金曜日の午前・午後に行っています。

特徴・特色

高血圧加療に関しては、2004年版高血圧治療ガイドラインにより降圧目標が更に引き下げられ、とりわけ腎障害患者及び糖尿病患者においては降圧目標が130/80mmHgとなりました。また高血圧初診時では、腎血管性高血圧や副腎腫瘍による2次性の高血圧の除外、また心臓・脳・血管の各種臓器合併症の評価が重要となります。当科に於いては、これら臓器別専門の他科との連携により能率的に危険因子・合併症を評価し、とりわけ糖尿内科ならびに栄養科との連携を元に生活習慣病としての高血圧の加療に取り組んでいます。また血圧のコントロールがつきました症例に関しては、積極的に逆紹介を行い、地域の医療機関と共に治療にあたっていきたいと思っております。

慢性腎不全の加療においても血圧のコントロールは、一番のかなめです。2002年度の集計では、全国の総透析患者は237,710例、同年に透析導入された患者数33,710例で、総数・導入数、いずれも増加傾向にあります。とりわけ近年では、超高齢者の透析導入患者数が増え、当院においても90歳を超えて透析を導入される方もおります。当科では、透析を安全かつ潤滑に導入する事と、とりわけ慢性腎不全患者の透析導入を少しでも遅らせる事を目標に加療に取り組んでいます。また糖尿病性腎症は腎機能の低下進行速度が速く、典型例ではネフローゼ症候群を呈し溢水状態を呈する事がよくあるため、糖尿内科と連携し治療にあたっています。

原発性の腎炎自体の発症数は近年少なくなってきましたが、高齢化に伴い血管炎を主体としたANCA関連腎炎による急性進行性腎障害の症例が増えております。腎予後・生命予後いずれも予後不良の疾患であるものの、初期症状が倦怠感・発熱・食欲不振・上気道炎症状・関節痛と非特異的な自覚症状が主体であるため、尿検査異常に加えて、すこしでも血清クレアチニン値が上昇していた場合は、同病を疑い精査することが重要です。

日常診療で尿路感染症はよくみる疾患ですが、とりわけ高齢者の方で、自覚症状に乏しい方にもかかわらず、腎盂腎炎により敗血症をきたし多臓器不全を示する症例が見られる事があります。当科では同病の加療を、腎結石をはじめとする尿路閉塞性疾患の有無を検索するため、泌尿器科と連携して行っています。

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