診療科・各部門について

腎臓内科

スタッフと専門領域

医師名 出身大学 医師免許取得年 専門領域・資格等

科長
江間智映実
杏林大学 平成24年 ・日本内科学会認定 認定内科医
・日本内科学会認定 総合内科専門医
・日本内科学会認定 指導医
・日本腎臓学会認定 腎臓専門医
・日本腎臓学会認定 指導医
・医学博士(2026年 浜松医科大学)

医師
村松孝彦
浜松医科大学 平成30年 ・日本内科学会/日本専門医機構認定 内科専門医

医師
溝口遼太郎
名古屋大学 令和3年  
非常勤医師
今井正樹
慶應義塾大学 平成8年 外来:火・木
透析:月・水・金

診療案内・外来表

はじめに

腎臓は背中側の腰のやや上部に位置し、左右1つずつある臓器です。大きさは握りこぶし1つ分くらいで重さは約150gあります。
腎臓は体の老廃物、余分な水分を排泄したり、電解質(ナトリウム、カリウムなどのミネラル)、酸塩基(pH)、骨にかかわる成分の調整を行ったり、貧血、血圧に関するホルモンを分泌する器官です。腎臓に何らかの不具合が起こると様々な腎疾患を発症します。腎臓内科はこれらの疾患に対する介入を行っています。

診療内容

外来では主に慢性腎臓病の早期発見、慢性腎臓病の進展予防、慢性腎臓病の合併症対策、他疾患の合併症としての慢性腎臓病管理、外来血液透析患者の透析管理を行っています。
慢性腎臓病患者は糖尿病や心疾患などを合併していることが多く他科およびかかりつけ医と適宜連携をとりながら診療に当たっています。また末期腎不全まで進行した腎臓病患者さんに対しては多職種と連携をとりながら腎代替療法選択についての情報提供を行い、患者さんにとって最良な選択ができるよう意思決定支援を行うとともに適切な時期に腎代替療法を開始できるよう準備を行い、治療開始時期を見極めていきます。腎代替療法選択において腹膜透析や腎移植を希望される患者さんに対しては対応可能な医療機関へご紹介をさせていただいています。
入院では慢性腎臓病および急性腎障害の精査、介入、原発性および全身疾患に続発する糸球体疾患に対する免疫抑制剤等を用いた専門治療、血液透析を行う時に必要となる内シャント手術、血液透析導入、他科入院中の維持透析患者の透析管理、電解質異常・酸塩基平衡異常の補正、敗血症・高血圧緊急症等の全身疾患に伴う腎障害の管理を行っています。また他科入院中に出現した腎機能低下や電解質異常等の併診も行っています。

特徴・特色

慢性腎臓病(chronic kidney disease : CKD)は日本で約1500万人、約7~8人に1人は慢性腎臓病と見積もられており国民病の一種です。高齢者においては70代では3人に1人、80代では2人に1人の割合と見積もられており超高齢化社会に伴って今後も増加していくと考えられています。慢性腎臓病は初期ではほとんど自覚症状がないため、知らないうちに進行してしまい、症状を自覚したときはすでに末期腎不全まで進行してしまっている状態で腎代替療法が避けられないということもしばしば起こりえる注意すべき疾患です。また、慢性腎臓病患者は脳卒中や心筋梗塞などの心血管疾患を高率に合併することが知られており患者さんの寿命やADL(日常生活動作)の低下に大きく関わってくるため自覚症状が乏しいからといって決して軽視できない疾患ともいえます。
いかにして末期腎不全に進展させないか、慢性腎臓病の合併症を抑えていけるかが重要となります。

対象疾患

慢性腎臓病、急性腎障害、糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、急速進行性糸球体腎炎、間質性腎炎、高血圧緊急症、電解質異常、酸塩基平衡異常、膠原病・血液疾患等の全身疾患に続発する腎病変、多発性嚢胞腎、薬剤性腎障害、等

腎臓内科は2026年4月1日から常勤医師3名+非常勤医師1名の体制で診療を行っています。外来診療は月~金曜日午前、透析治療は月・水・金曜日の午前・午後に行っています。