臨床指標
Ⅰ.病院全体に関する指標
No. | 指標 (項目) |
2017 年度 |
2018 年度 |
2019 年度 |
指標説明 | ||
基本情報 | 病床数 | 475床 | 463床 | 463床 | 2018年度からは、一般病床384床・リハビリ病棟44床・地域包括ケア病棟35床 | ||
入院延患者数 | 130,365人 | 131,703人 | 129,595人 | 年間の延べ入院患者数 | |||
外来 患者数 |
176,824人 | 178,490人 | 181,274人 | 年間外来患者数 | |||
1 | 病床 利用率 |
75.19% | 77.93% | 76.48% | 当院の病床がどの程度稼動しているか (利用されているか)を示す指標です。 100%に近いほど、空床がない状況と いうことになります。 |
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2 | 平均在院日数 (一般 病棟) |
16.8日 | 16.4日 | 16.8日 | 病院全体で、患者さんが平均何日間 入院しているかを示す指標です。 同じ疾患であっても、患者さんの病態に 応じて個人差が生じます。 |
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3 | 再入院率 (30日以内) |
2.02% | 3.10% | 2.99% | 当院を退院した日から30日後までに 再入院している患者さんの割合です。 再入院には、当初から計画されている 再入院と、計画的ではないけれど経過を 見ていて再入院することが予見されていた 再入院と、まったく予期できなかった再入院があります。入院管理・退院指示が適切であったかなどの医療の質を示す指標です。 |
Ⅱ.診療科領域に関する指標
No. | 指標 (項目) |
2017 年度 |
2018 年度 |
2019 年度 |
指標説明 | ||
15 | 肺血塞栓症の予防対策実施率 | 96.89% | 98.24% | 98.21% | 肺血栓塞栓症とは、下肢や腹部でできた 血の塊(血栓)が肺に行く血管(肺動脈) に詰まる病気です。予防には、血液凝固を 抑える薬剤を使用したり、弾性ストッキング などを利用することがあります。この指標 では、手術のリスク分類を行い、中リスク 以上の手術前後で予防対策がなされた割合を 表します。 |
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16 | 脳梗塞入院リハビリ 実施率 |
94.05% | 89.03% | 90.51% | 脳梗塞は脳の血管が細くなったり、血管に 血栓が詰まる事で脳に酸素や栄養が送られ なくなり、その部位の脳組織が壊死又は壊死 に近い状態に陥ってしまう病気です。脳梗塞 では麻痺などの症状がでます。早期からリハビリを行ったほうが機能回復がよいとされます。入院一週間以内に行われたリハビリの程度を表しています。 |
Ⅲ.医療安全に関する指標
No. | 指標 (項目) |
2017 年度 |
2018 年度 |
2019 年度 |
指標説明 | ||
11 | 入院患者の転倒・転落発生率 | 0.06% | 0.05% | 0.06% | 入院患者さんの転倒・転落は、病気の影響で 意識が混濁したりしている場合に、ご自分の まわりのことが認識できず、あるいは、体の バランスを崩したりして、起きる場合もあり ます。そのようなときに、レントゲン検査や 傷の処置などが必要になるときもあります。 この指標は、「転倒・転落による損傷のレベル」のレベル2以上の発生率を示しています。 |
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19 | 術後3日以内の抗菌薬中止率 | 91.53% | 94.09% |
93.62% |
周術期における抗菌薬の予防投与は、術後 感染症を予防するために有効な手段です。 しかし、長期にわたる投与は多剤耐性菌の 出現を引き起こす可能性があるため、清潔 手術においては少なくても3日以内、準清潔 手術においては4日以内に投与を中止していくことが求められます。この指標は、手術を施行後抗菌薬を投与し中止した患者さんの割合を表しています。 |