2026.08.29
たくさんの薬を飲むことで、めまいやふらつき、気持ち悪さ、物忘れなどのリスクが上がったり、薬の管理がうまくできなくなったりすることがあります。これは「ポリファーマシー」と呼ばれ、単に薬が多いことに加えて、それによる悪い影響も含めた言葉になります。
そこで当院では、薬剤師を中心としたチームでポリファーマシー対策に取り組んでいます。具体的には、薬が多いほど転びやすくなるため、転んで骨折した方がまた転んで入院しないように、チームで介入しています。「減らしたいと思っていたが、ずっと相談できなかった」「そもそも減らせると思わなかった」という方は意外に多く、そうした方から「薬が減って良かった」という声はチームの励みになります。
ただ、気をつけたいのは、多いからといって薬を飲まなくて良いということではありません。調子が悪くなくても飲み続けなければならない薬や、急にやめると副作用が出る薬もあります。減らしたい時は、勝手にやめず、必ずかかりつけの先生や薬局の薬剤師へ相談しましょう。
薬剤部 中田淳也

