読みもの

病気のお話し

 4月に病院長を拝命いたしました、上牧務です。富士山、清水港を見ながらの通勤もいつの間にか26年、そろそろ地元に恩返しをする時期と感じ、覚悟を決めた次第です。

 昨年度は、当院においてコロナ関連により業務が増大しました。PCRセンター運営、感染者の受入れ、ワクチンの特設集団接種会場設営、集団接種会場への病院スタッフ派遣等、いずれも通常業務を続けながらの実施でした。感染拡大を防ぐために、病院スタッフそれぞれがしっかり役目を果たした一年間でした。

 コロナ感染症はまだ終息していませんが、少しずつ元の生活に戻るための準備が進んでいます。一方、当院には避けられない問題もあります。経営を安定化することです。コロナの影響もあり一時は病院の収益は悪化しました。こちらも職員全員の協力と意識改革により光が差してきました。今まで以上に風通しの良い職場環境を作っていく必要があると感じています。

 地域の皆様にいつまでも清水病院が残ってほしいと思っていただけるように努力して参ります。宜しくお願いします。

病院長 上牧 務