当院では平成21年7月1日よりDPCが導入されました。それと供に、京都大学大学院・医療経済学教室が主宰するQIP研究プロジェクトに参加しています。QIP (Quality Indicator/Improvement Project) とはDPCデータの分析・比較を通じて医療の質と経済性の改善を目指す研究です。DPCデータで臨床的な質の審査や全国レベルとの比較が行われます。その結果で更なる臨床的な質の改善が行われると供に、改善結果の検証が行われます。また、経済性についても分析し、無駄のない効率的で質の高い治療と経営が行われているかが検証されます。すなわち、経済性を加味したより質の高い医療を行うように常に改善が行われていくのです。当院はこの研究に参加し、自らを改善することで、今後も更に患者様方へより質の高い効率的な医療を提供し、地域の医療に貢献していきます。DPCのデーターは匿名化され、患者さんの個人情報は情報セキュリティ･マネジメント・システム認証ISO27001のもと、厳密に守られております。