診療科・各部門について

脳神経外科

スタッフと専門領域

医師名 出身大学 医師免許取得年 専門領域・資格等
副病院長兼科長
福地正仁
秋田大学 平成4年 ・医学博士
・日本脳神経外科学会認定 脳神経外科専門医
・日本認知症予防学会認定 認知症予防専門医
・日本自己血輸血・周術期輸血学会  学会認定・自己血輸血責任医師
・日本医師会認定産業医
・日本人間ドック学会認定 人間ドック健診情報管理指導士
・身体障害者福祉法診断担当指定医師(肢体不自由)

診療案内・外来表

脳神経外科の診療内容と当院の特徴

2025年4月より、脳神経外科常勤医師が1名になったため、診療業務(緊急の外科的治療を必要とする患者様の受け入れ)を縮小しています。
通常の外来診察・救急外来対応・入院に関しては、常勤医不在の場合を除き、昨年度までと同様、基本的には休日夜間も365日24時間オンコール体制で対応しています。

基本的には以下の方針で診療を行っています。

■脳神経外科外来は月曜日から金曜日までの午前に診療を行っています。
 午後の診察は行っていないため、救急外来での対応となります。

■当院で入院が可能なケース
 ①比較的小さな頭蓋内出血(緊急での血腫除去術が不要なケース)
 ②脳梗塞(血栓回収療法が不要なケース)
 ③頭部外傷(手術が不要なケース、帰宅が困難なケース)

■当院での入院が不可能なケース
 ①くも膜下出血(脳動脈瘤の破裂など)
 ②脳梗塞(血栓回収療法が必要なケース)
 ③脳出血(緊急での血腫除去術が必要なケース)
緊急手術や血栓回収療法が必要と判断した場合には、駿河区内や葵区内の総合病院脳神経
外科に紹介となります。

■緊急性を要しない脳外科疾患(脳腫瘍、正常圧水頭症、顔面けいれん、三叉神経痛な
ど)は、当科でお受けすることは可能ですが、手術が必要と判断した場合や患者様が手術
を希望された場合には、ご希望の病院へ紹介させていただきます。

■慢性硬膜下血腫に関しては、手術からリハビリテーションまで当院での治療が可能です。

脊髄疾患は整形外科が担当しています。

他院に急性期外科的治療をお願いした患者様も、状態が安定すれば当院に転院し、引き続き入院治療やリハビリテーションを行います。
また、当院には回復期リハビリテーション病棟があり、リハビリテーション科のスタッフが充実しているため、発症後可能な限り早期からリハビリテーションを施行しています。
患者様やご家族へのインフォームドコンセントを最優先に、患者様やご家族、診療所の先生、当院スタッフの三位一体で診療にあたることを目標としております。
基本的に医師1名での対応となるため、救急患者対応や病棟患者対応などにより外来診療に遅れが生じる可能性があることをご了承下さい。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願い致します。

浜松医科大学脳神経外科医師による外来診察を開始します

2025年4月より、当院脳神経外科では外来診療の更なる充実を図るため、浜松医科大学脳神経外科学教室のご協力により、月2回、同教室医師による外来診察を開始することになりました。
診察をご希望の方は、当院主治医にご相談いただくか、現在かかりつけ医のある方はかかりつけ医にご相談ください。
予約がなくても受診は可能です(脳神経外科受付にお申し出下さい)。
現在、当科ではカテーテル検査や高度な手術は行っていませんが、浜松医科大学とも連携・協力し、適宜紹介を行います。

【診療案内】
■第3木曜日(午前)
 黒住 和彦 医師(浜松医科大学脳神経外科教授)
■第4金曜日(午前)
 根木 宏明 医師(浜松医科大学脳神経外科講師)