読みもの

病気のお話し

 腎臓は背中側の腰のあたりに2個あり、こぶし大のソラマメのような形をした臓器です。人層の働きは主に尿を作ることですが、他にも身体のバランスを整えるための大切な役割を担っています。
 腎臓の働きが徐々に悪くなった状態を「慢性腎臓病」といい、一度悪くなった腎臓は治ることが難しいと言われています。腎臓が働かなくなった場合には血液透析などの治療が必要となります。現在、慢性腎臓病は新たな国民病と言われるほど、私たちにとって身近な病気になってきました。生活習慣が関係する糖尿病や高血圧から、腎臓病を発症することもあります。食欲がない、疲れやすい、息切れがする、足がむくむなどの症状が現れた時には、腎臓病が進行していることも少なくありません。腎臓はたいへん我慢強い臓器であり、なかなかSOSを出してくれないので発見が遅れてしまうのです。
 腎臓病は早期発見・早期治療をすれば、病気の進行を遅らせることが可能です。尿検査で腎臓病が見つかることも多いため、定期的に健康診断を受けることをお勧めします。また、生活習慣を見直すことも腎臓病予防には効果的です。

透析看護認定看護師 飯沼 千波 

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