読みもの

病気のお話し

 清水病院では今年の7月より、「脳血管内治療外来」を開設しました。

 頭の病気は、頭を切る手術(開頭手術)が唯一の治療方法でしたが、最近はカテーテルを利用した手術(血管内手術)も盛んに行われています。足や手の血管から入れたカテーテルを用いて、頭を切らずに治療することで体にかかる負担を少なくできるようになりました。

 取り扱う主な疾患は①脳動脈瘤、②内頚動脈狭窄症、③脳梗塞など多岐にわたります。動脈瘤にはコイルといわれるプラチナ製の金属を留置し、その破裂を防ぎます。内頚動脈狭窄症にはステントを置くことで血管を拡張し、血流を良くします。脳梗塞に対して、カテーテルで血液を回収し、閉塞した血管を再開通します。病気の種類や場所によって、血管内手術が有利であったり、開頭手術が有利であったりと、選択すべき方法は異なります。
 
 我々は、血管内手術と開頭手術のどちらが安全に行えるか、どちらがよりメリットが大きいのかなどを総合的に判断し、患者さんと相談しながら治療方針を決定していきます。外来は毎週金曜日の午前中に開設しています。

脳神経外科 医長 望月 洋一

PAGE TOP