読みもの

病気のお話し

 当院の回復期リハビリテーション病棟は、平成12年度に世界的にもユニークな医療制度として誕生した病棟です。脳卒中や大腿骨頚部骨折の患者様に対して、食事・トイレ・着替え・入浴などの日常生活に必要な動作を向上させ、住み慣れた自宅や地域への復帰を目標に、医師や看護師、療法士などがチームを組んでリハビリ治療を集中的に行っています。

 脳卒中は、日本人の死亡率の第4位で、障害や寝たきりなどで介護が必要になる原因疾患の第1位である病気です。脳卒中のリスクとして高血圧、糖尿病、脂質異常症、不整脈などの疾患と、飲酒や喫煙、肥満などの生活習慣があります。

 これらの疾患や生活習慣の改善と服薬によるコントロールにより、再発が8割程度減少すると言われています。
 私は、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師として、院内で急性期から回復期、維持期において月2回、活動を行っています。その中で治療の継続と生活習慣の改善が非常に大切であることを、患者様とご家族の方が理解して行動いただけるよう「脳卒中再発予防指導」に力を入れています。

 脳卒中で入院される患者様が、一人でも減ることを願いながら…

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 小澤尚子