読みもの

病気のお話し

 ガン患者さんの中には抗がん剤や放射線治療を受けている方も多く、治療により唾液腺がダメージを受けることで、唾液量が低下し口腔内が乾燥、傷つきやすくなります。
 お口の中がスッキリしない、痛み、喉のつかえ感は食欲の低下や食事量の減少、食べられない事での不安などに繋がります。

 少しでも食べていただけるように食事の工夫をまとめてみました。

①刺激物を避けてうす味にする
 酸味の強い物や辛みの強い物は避ける。熱い物、硬い物も刺激物となるので注意してください。

②水分の多い食事にする
 パサパサした食品は飲み込み難く、口腔内を傷つける事もあるので、水分が多く軟らかい物、口当たりの良い物を選んでください。トロミ剤を利用する事で喉の通りを良くします。

③こまめに水分を補給する
 唾液の減少で乾燥し易くなっているので、こまめに水分を補いましょう。甘味の強過ぎる物は喉の渇きを増す事もありますので注意してください。お勧めとして、冷茶、冷製ポタージュ、アイスクリーム、ビタミン・ミネラル類を添付したゼリータイプ飲料等。

 食事はタイミングも大切です。「食べられる時に、食べられる物を、食べられる量で」体調や嗜好に合わせて、無理せずお食事を摂ってください。

栄養科技師長 佐野千秋

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