読みもの

病気のお話し

昨年の5月に沖縄県立八重山病院から静岡市市立清水病院に勤務となりました。
前勤務先は、人口5万人程度の島ですが、分娩数は年間650件程と多く、輸血の備蓄量に限界があり、搬送するにも航空機やヘリコプターを使わなければならないといった僻地でした。そこでの産科医療に5年間携わっておりました。

近年少子化が著しく、分娩減少に伴ってか、分娩を扱う総合病院が減少しています。
当院も産婦人科医不足のため、一度は分娩制限をいたしましたが、現在は充分な産婦人科医が確保できており、清水区内で分娩を扱う唯一の総合病院として、皆様に安心してお産をしていただける体制を整えております。

また、地域の産科開業医の搬送先としても、県立こども病院や近隣の施設との連携も含め、救急体制にも日々、力を入れております。
さらに、妊婦さんとゆっくりお話や相談のできる場としての助産師外来を開設するため、研修や教育などの準備を始めております。

少子化で日本の将来が不安視されています。
質の高い産科医療を提供させていただくことで、少子化歯止めの一端を担えることができれば幸いであると考えております。

産婦人科長 橋本正広

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