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病気のお話し

転んで手をついて骨折した時、ギプスで治療して治ることが殆どです。しかし、痛み等の症状が残ってしまう事が稀にあります。

原因は色々ありますが、橈骨遠位端骨折後の変形治癒の可能性があります。手首の骨である橈骨の端の部分が折れて、変な形で骨がくっついた為に、痛みがとれない、動きが悪い、痺れ等の症状が出ることがあります。変形があっても、一般的に時間の経過とともによくなります。

しかし、治療後に痛みや痺れがよくならない患者様に対して、当院ではまずレントゲン撮影やCT撮影をして、詳細に病態を把握します。橈骨遠位端骨折変形治癒が原因と考えられる場合は、CTのデータからコンピュータを用いた計測を行います。このデータと最新の骨切りデバイスを用いて手術を行い治療しています。従来のレントゲンからおおよその位置をあわせて治療する方法より正確な手術が出来るため、治療後は症状が改善されます。

手首の骨折をギプスで治したけれど痛みや痺れが残っているという方は当院にて検査をお受けいただくことをお勧めいたします。

整形外科 科長 丹治 敦

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