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病気のお話し

紫外線はシミやシワの原因となるだけではなく、皮膚がんの原因となることがあります。紫外線とは、太陽光線の中で目に見えない光線のことで、私たちは毎日気付かない間に影響を受けています。

くもりの日でも晴れの日の60%、雨の日でも30%の紫外線量があるため油断はできません。特に5月から9月まで最も紫外線量が多く、これからの季節は特に注意が必要です。

紫外線が発症に関係する皮膚がんとして、基底細胞癌、有棘細胞癌、悪性黒色腫があり、いずれもホクロやイボ、シミなどと思って長年気付かずにいる場合があります。皮膚がんかどうかは、皮膚科専門の医師であれば視診でほとんどの場合がわかりますが、ダーモスコピーという特殊な拡大鏡を用いて検査を行うことや、確定診断のために皮膚生検を行うことがあります。

防御対策として、紫外線の強い午前10時から午後2時頃はなるべく外出しない、長袖の服を選び、肌の露出を控える、日傘や帽子を被る、日焼け止めクリームを使用することも有効です。紫外線の正しい知識を持って対策を行い、いつまでも健康な皮膚でいられるように心がけましょう。

皮膚科 白樫 祐介

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