読みもの

病気のお話し

緑内障というと、皆様はどのようなイメージをお持ちでしょうか?「眼圧が高くて見えなくなる病気」ではないでしょうか?

古典的にはその通りなのですが、眼圧が正常であっても視神経が障害され、視野に異常がでる方がいます。正常眼圧緑内障といって、眼圧の高い緑内障よりも何倍も多くの患者さんがいるといわれています。

「緑内障」とは、眼圧などの因子により視神経が障害され、視野に異常がでる病気なのです。疫学調査では60歳代の緑内障の有病率が8%ぐらいといわれていて、年齢の増加に伴い有病率も上昇していきます。70歳以降では13%以上と8人に1人の割合となります。

現在、日本での中途失明原因第一位が緑内障であるにもかかわらず、初期の自覚症状はほとんどありません。自覚症状がでた時にはかなり進行していることが多く、早期発見早期治療が重要となってきます。

最近は何種類もの点眼薬が開発され、眼圧のコントロールが出来るようになってきました。早期発見として会社の健康診断や人間ドックも大変いい機会です。また症状がなくても60歳を過ぎましたら、お近くの眼科受診をおすすめします。

眼科科長  秋山 博紀

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