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病気のお話し

今年もアレルギー性鼻炎の時期がやって来ました。花粉も飛び始めましたので、もうお悩みの方もおられるのではないでしょうか? スギ・ヒノキ科の花粉飛散量は前年夏期の平均気温、最高気温、日照時間、降水量から予想されていますが、今年は去年と同量かそれ以下と予測されています。

例年に比し半分以下の量ですので症状の出現程度は軽いと思われます。 花粉症対策としてまずはアレルギーの原因物質の同定と回避が推奨されます。マスク等で花粉暴露を防ぐことがある程度有効です。それでは治まらない場合の治療として薬物療法、外科療法、免疫療法があります。薬物療法はいわゆる抗アレルギー剤の内服ですが、最近眠気が少ないお薬や、1日1回内服ですむお薬、特に鼻閉に効果があるお薬等もあり医療機関でご相談されると良いでしょう。また、早期治療が有効ですので、来年からは花粉飛散の約1,2週間前に内服を始めることをお勧めします。

CO2レーザーでの鼻粘膜処置は約8割の方に有効との報告もあり、ご希望のある方は花粉症の時期の前に手術を受けておかれると良いでしょう。免疫療法については学会等が主体となり新しい研究が進められており、その成果が待たれるところです。

耳鼻咽喉科医長 弓削勇

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