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病気のお話し

ジェネリック医薬品とは、先発医薬品の特許などが切れた後に、製品の安定性や先発品との同等性を確かめて厚生労働省に認可された医薬品で、先発品に対して後発品とも呼ばれます。薬価は先発品の7割から2割に設定されており、患者さんの負担軽減、引いては増大する医療費の抑制策のひとつとして国が使用を推進しています。マスコミでは「有効成分が全く同じで値段が安い」という宣伝が溢れ、診察時にジェネリックを希望される患者さんも増えてきています。 しかしながら、現在、日本ではまだジェネリックの使用は17%程度にとどまっており(米国、英国では50%を超える)、学会・論文等でも「ジェネリックは本当に先発品と同じ効果や安全性があるのか」という問題が提起されたりしています。

ジェネリックは国が認めた薬であり、今後使用環境が整備されてくればシェアは確実にあがることが予想されます。ただ、ジェネリックは先発品と全く同じものではない(製造法や添加物などが異なる)ことを理解していただき、もし先発品からジェネリックに切り替わった際にも、新しい薬を飲むときのように、服用後の体調等がいつもと違うところがないか是非気にしていただきたいと思います。

ジェネリックについて疑問がある方は、ご自分のかかりつけ薬局の薬剤師の方に一度ご相談してみるとよいでしょう。

薬剤科科長 原田晴司

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