読みもの

病気のお話し

タバコの煙は200種類以上もの有害物質を含み、発癌率を上昇させます(肺癌で約5倍、喉頭癌で約30倍)。怖い話ですが、同居家族の癌やぜんそくの発症率も上がるのです。 しかし、喫煙の害は理解できても、禁煙はなかなか難しいもの。まずは禁煙の開始日を決め、ライター、灰皿は捨てましょう。家族や友人に禁煙を宣言して、自分を追い込んでみるのもいいです。禁煙を始めると、イライラしたり、だるくなったりで、タバコを吸いたい気持ちに苦しむもの。でも、つらい状態のピークは数日から1週間位。ここが禁煙のこらえどころです。氷やガム、飴をなめたり、薬局でニコチンガムを買って試してみるのも良いでしょう。

ついつい喫煙の誘惑に負けてしまうお酒の席は、自信がつくまで自粛した方が無難です。 禁煙の継続により、本人と同居家族の発癌率は低下します。咳や痰も減り、味覚が回復し、口臭も改善されます。体調も良くなり、禁煙の達成感で自分に自信がついたと言う方もいます。おまけに、貯金もできます。1日1箱の場合、1年で約10万円! 禁煙に一度失敗したからといって、諦めないでください。

何回か挑戦して成功する方が多いようです。当科では禁煙できずにお悩みの方のご相談にのります。自費での診療となりますが、タバコ代に比べれば安いものです。

呼吸器科診療科長 吉富 淳

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