読みもの

病気のお話し

病理学とは病気の発生機転を解明する学問ですが、一般医療現場では診断病理学といって、患者さんの病気の診断をしています。

当院の病理科では、患者さんの組織や細胞を顕微鏡で見て、病気や進行状況を診断し、臨床医に報告。また、不幸にして亡くなった患者さんは、ご遺族の了解を得て解剖(病理解剖)をさせていただく場合もあります。

当院病理科は、学会から認定された病理専門医2名と臨床検査技師4名(認定された2名の細胞検査士を含む)非常勤病理医2名(週4時間)で構成。このスタッフで年間4000件の組織診断6000件の細胞診断、20から40件の病理解剖を行っています。

病理の仕事は一般の方はあまり知らないと思いますが、病変を診断するという非常に責任の重い業務です。 組織診断は、患者さんの臓器から小さな細胞群(組織)を採取し診断。診断が難しい時は、特殊染色や遺伝子診断の手法も取り入れています。

細胞診とは、尿や分泌物などの中の細胞を顕微鏡で見て、悪性か良性かを判断。近年では、穿刺した細胞(乳腺など)の細胞診断も行っています。手術中にこれらの検査を凍結して行う迅速診断も年間百件程行っています。

病理解剖はご遺体を解剖、組織を作製し患者さんの最終診断をつけます。
病理科はハードな職場ですが、スタッフ一同頑張っています。

病理科長 寺田 忠史

PAGE TOP