ESWL(体外式衝撃波結石破砕装置)とは、主に尿路(腎盂、尿管、膀胱)結石を、体に傷をつけずに体の外から砂状に細かく砕き自然に排石させてしまうと言う方法で、いままで清庵地区には導入されておらず、わざわざ静岡市内の病院に依頼していました。 ESWLは1985年に日本第1号機が導入され、一躍脚光を浴び1988年に健康保険が適応されました。 一方、衝撃波とは結石に当たって初めて強い破砕力を発揮するのですが、開発初期の第1世代ESWLは水槽に身体ごと浸かり、また衝撃波が皮膚を通る際にも痛みが強く腰椎麻酔が必要でした。 これでは一般に広く普及しにくいと、各社が様々な改良努力を行っており、現在までに第3世代と言われる機種まで開発されています。 第3世代ESWLとは(1)強い破砕力(2)X線透視と超音波の併用(3)無麻酔治療が可能などの条件を満たしたものです。 今回、当院に導入されるESWLは「第3世代ESWL」の中でも世界最新鋭のものです。 この装置により尿路結石の治療がより幅広く、より早く、より確実に行えます。 体外式衝撃波結石破砕の特徴としては (1) 体に傷がつきません。 (2) 治療時間は40〜50分と短時間です。 (3) 痛みは軽いため麻酔の必要はありません。 (4) 治療後すぐ歩行、食事、入浴が可能です。 (5) 副作用、後遺症がほとんどありません。 (6) 高齢の方、他に病気のある方でも安心して治療が受けられます。 (7) 入院期間は1日〜数日と短時間です。 (8) 退院後すぐに日常生活、職場への復帰が可能です。 (9) 再発の場合の治療法としても最適です。 等があげられます。 この装置は本年9月25日(金)に当院泌尿器科外来に設置され、稼動しています。 ESWL(体外式衝撃波結石破砕装置)につき詳しい質問は当院泌尿器科医師(稲土、阿部)まで御相談下さい。 第3世代ESWLの条件とは (1) HM−3に匹敵する破砕力と幅広いエネルギーを備えた衝撃波の発生。 (2) X線透視と超音波画面の併用。 (3) 無麻酔治療を可能にする広径の衝撃波集束システム。 (4) 治療テーブルの多目的利用。 (5) 低いランニングコストと優れた 経済性。