診療科・各部門について

皮膚科・形成外科

スタッフと専門領域

医師名 出身大学 医師免許取得年 専門領域・資格等
医長
八代 聖
新潟大学 平成24年 ・日本皮膚科学会認定 皮膚科指導医
・日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
医師
井上容子
慶應義塾大学 平成27年 ・日本皮膚科学会認定 皮膚科指導医
・日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
医師
倉地祐之眞
慶應義塾大学 平成27年  
医師
梶間 諒
金沢大学 令和2年  
非常勤医師
杉浦 丹
慶應義塾大学 昭和51年 ・日本皮膚科学会認定 皮膚科指導医
・日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医

診療案内・外来表

付記
日本皮膚科学会認定教育研修施設
日本アレルギー学会認定教育施設
生物学的製剤承認施設

主な対象疾患

  1. アトピー性皮膚炎や接触皮膚炎・薬疹などの湿疹、皮膚炎、蕁麻疹
  2. 食物依存性運動誘発性アナフィラキシー、口腔アレルギー症候群(花粉-食物アレルギー症候群)などの特殊アレルギー性疾患
  3. 帯状疱疹、丹毒・蜂巣炎、白癬(ミズムシ)等のウィルス・細菌・真菌感染症
  4. 乾癬、掌蹠膿疱症、自己免疫性水疱症(天疱瘡・水疱性類天疱瘡など)、白斑、円形脱毛症等の慢性難治性皮膚疾患
  5. 全身性エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎等の膠原病を始めとする全身性皮膚疾患
  6. 悪性黒色腫、有棘細胞癌、基底細胞癌、悪性リンパ腫等の皮膚悪性腫瘍
  7. 熱傷、褥瘡、皮膚腫瘍、瘢痕、アザ等の形成外科的治療を要する疾患

治療の特徴

  1. 日本皮膚科学会認定生物学的製剤承認施設であり、難治性の尋常性乾癬・関節症性乾癬・乾癬性紅皮症・膿疱性乾癬に対して生物学的製剤各種による治療を行っています。
  2. 難治性のアトピー性皮膚炎に対して生物学的製剤(一般名:デュピルマブ)やJAK阻害薬(一般名:バリシチニブ、ウパダシチニブ、アブロシチニブ)による治療を行っています。自己注射の指導も行っています。
  3. 難治性の掌蹠膿疱症、掌蹠膿疱症性骨関節炎に対して生物学的製剤(一般名:グセルクマブ)による治療を行っています。
  4. 難治性の慢性じんましんに対して生物学的製剤(一般名:オマリズマブ)による治療を行っています。
  5. スギ花粉症・ダニ抗原によるアレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法を行っています。
  6. アナフィラキシーに対するエピペン処方を行っています。
  7. 重症の乾癬、アトピー性皮膚炎等に有効な、国内では数施設しかない外来通院でのPUVA-bath療法が可能な入浴施設とナローバンドUVBおよびUVAの全身照射型紫外線治療器を併置しています。
  8. 尋常性白斑・掌蹠膿疱症・円形脱毛症に対してエキシマライトによる治療を行っています。
  9. 難治性の円形脱毛症に対して、ステロイド局注療法、ステロイド内服療法、局所免疫療法(SADBE)、PUVA-ターバン療法などの治療法を、個々の患者様の病態に合わせて行っています。
  10. 接触皮膚炎や難治性の皮膚炎の原因精査として、パッチテストを行っています。
  11. アレルギー疾患の検査として各種皮膚テスト(スクラッチテスト、プリックテスト、皮内反応テスト)を行っています。
  12. 下腿潰瘍や褥創などの難治性皮膚潰瘍に対して、持続陰圧吸引療法を行っています。
  13. 皮膚腫瘍・皮下腫瘍に対して、午後に手術を行っています。小さい手術の場合は日帰り手術で、大きな手術の場合は入院、全身麻酔手術で対応しています。年間300症例前後の手術を行っています。
  14. 外来に超音波検査装置を導入しています。医師による超音波検査で皮膚腫瘍の迅速な診断を行います。
  15. 原発性腋窩多汗症に対してボトックス治療を行っています(保険診療)。
  16. 巻き爪に対して矯正治療を行っています(自費診療)。
    ※費用は約11,000円程度(爪の状態により金額が追加になる場合があります)

形成外科外来

・金曜 午前:診療 10:30-11:30 予約制  午後:手術
・担当医:第1,2,4週:慶應義塾大学病院形成外科 中島 由佳理 医師
 第3,5週:帝京大学ちば総合医療センター形成外科 福積 聡 教授
 形成外科の外来は予約制で皮膚科に一度受診していただいた上でのご案内になります

眼瞼下垂、ケロイド、瘢痕の治療から悪性腫瘍の摘出、再建(元に近い状態に戻す)まで、幅広い分野の疾患の手術を行っています。

加齢による眼瞼下垂手術~加齢による眼瞼下垂はしわと肩こりのもと~

形成外科は外傷やがん手術後の再建手術(乳がん手術後の乳房再建など)や生まれつきの頭、顔や体の病的変形を主として扱いますが、いわゆる美容関連の手術も行います。
最近話題の老人性眼瞼下垂は、加齢により瞼を持ち上げる筋肉が緩んで、瞼がたるみ物が見えにくくなった状態です。手術は局所麻酔で行いますので入院の必要はなく,二重の線を切開し,瞼を持ち上げる筋肉を短縮再固定する方法で、保険診療で、外来手術で容易に治すことが出来ます。また眼の大きさ、形や二重の形なども希望に合わせることが出来、手術中にご本人に確認してもらいながら行います。術後は顎を上げなくとも物が見易くなり、生活の質が向上します。

主な医療機器、設備

  1. 全身照射型紫外線治療器(UVA,ナローバンドUVB)
  2. 外来薬浴施設(PUVA)
  3. エキシマライト
  4. アレキサンドライトレーザー
  5. CO2レーザー
  6. 超音波検査装置
  7. イオントフォレーシス

ベイプレスの過去記事