※下肢の動脈硬化症,動脈閉塞症に対する一般的な説明です。
■ 病状の説明
動脈硬化症とは長年の生活習慣から生じる血管の変性疾患です。動脈硬化症は全身に生じる病気であり、その中でも好発部位は脳血管、心臓の血管(冠状動脈)、下肢の血管といわれています。脳血管が閉塞すれば「脳梗塞」、心臓の血管が閉塞すれば「心筋梗塞」となります。
動脈硬化症には、血管が狭くなる「閉塞性動脈硬化症」と、拡張する「動脈瘤」の2つのパターンが存在します。どのような理由で動脈が狭窄(閉塞)してくるか、瘤状に拡張してくるかの原因ははっきりしていません。
■
増悪因子(リスクファクター)
糖尿病、高血圧、喫煙 / 加齢、肥満、性差、高コレステロール血症等が
多く関与しています。
| 重症度 | |
|---|---|
| 重症度(程度)は以下のように分けられます。 | |
| I° | 無症状 |
| II° | 間歇性跛行 |
| III° | 安静時痛 |
| IV° | 壊死、潰瘍 |
■ 病状の説明
動脈硬化症とは長年の生活習慣から生じる血管の変性疾患です。動脈硬化症は全身に生じる病気であり、その中でも好発部位は脳血管、心臓の血管(冠状動脈)、下肢の血管といわれています。脳血管が閉塞すれば「脳梗塞」、心臓の血管が閉塞すれば「心筋梗塞」となります。
動脈硬化症には、血管が狭くなる「閉塞性動脈硬化症」と、拡張する「動脈瘤」の2つのパターンが存在します。どのような理由で動脈が狭窄(閉塞)してくるか、瘤状に拡張してくるかの原因ははっきりしていません。
■
増悪因子(リスクファクター)
糖尿病、高血圧、喫煙 / 加齢、肥満、性差、高コレステロール血症等が
多く関与しています。
■ 治療
| 1. リスクファクターの管理 | 生活習慣の改善 (禁煙、高血圧の治療、糖尿病の治療等) |
| 2. 運動療法 | 跛行が出現するまで、やや早足で1時間程度、最低週3回の歩行訓練を繰り返す。 |
| 3. 薬剤療法(内服) 薬物療法(注射) |
血流を改善する血管拡張剤、血を固まりづらくする抗血小板剤等の内服。内服でも改善が認められないときには血管拡張剤の注射も検討されます。動脈硬化症の方は普通の方よりも心筋梗塞、脳梗塞を発症する危険が高く、薬物(内服)療法は、下肢の血流を改善することと同時に、全身病としての脳梗塞、心筋梗塞の発症を予防するという大きな意義ももちます。 |
| 4. カテーテルを用いた血管内手術(風船による拡張術、ステント留置等) | |
| 5. 手術(血栓摘除、人工血管バイパス術) | |
| 6. 切断手術 | |
| ※基本的には程度(重症度)がII°までのものは生活習慣の改善 (リスクファクターの管理)、薬物療法、薬剤療法(内服)が選択されます。 III°以上のものには可能であれば、血管内手術、手術等を行います。 |
|
■急性増悪について
動脈硬化のある血管が急激に血栓閉塞をきたし、症状が増悪することがあります。原因としては脱水、全身状態の悪化等がありますが、急性増悪をきたした場合には安静時痛、しびれ、冷感の増悪等の症状が出現します。
このような場合には病院をすぐに受診するようにして下さい。
