スタッフと専門領域
| 職名 | 氏名 | 出身大学 | 医師免許 | 学会専門医・資格等 |
| 診療部長兼 内科科長 |
勝又廣重 | 大阪医科大学 | 昭和56年 | ・日本内科学会専門医 ・日本透析医学会指導医 ・日本腎臓学会指導医 |
| 職名 | 氏名 | 出身大学 | 医師免許 | 学会専門医・資格等 |
| 診療技監 | 今井正樹 | 慶應義塾大学 | 平成8年 |
| 外来表 |
| 外来担当 | 月午前・水午後 | 今井 |
| 木・金午前 | 勝又 |
| 透析室担当 | 勝又 | |
| 今井 |
■ 高血圧症(本態性・2次性・緊急高血圧症)
■ 急性腎不全・慢性腎不全(腎硬化症・糖尿病性腎症)
■ 糸球体腎炎・膠原病や血管炎による腎障害・ネフローゼ症候群・
水電解質代謝異常疾患
■ 尿路感染症(腎盂腎炎)
※腎臓内科はスタッフ2人で、月曜から金曜日までの毎日の午前中と火曜日午後の外来を担当しています。入院病床は4B病棟で、これらのスタッフは当院血液浄化センター(現在45床)との兼任で治療に当たっております。
高血圧加療に関しては、2004年版高血圧治療ガイドラインにより降圧目標が更に引き下げられ、とりわけ腎障害患者及び糖尿病患者においては降圧目標が130/80mmHgとなりました。また高血圧初診時では、腎血管性高血圧や副腎腫瘍による2次性の高血圧の除外、また心臓・脳・血管の各種臓器合併症の評価が重要となります。当科に於いては、これら臓器別専門の他科との連携により能率的に危険因子・合併症を評価し、とりわけ糖尿内科ならびに栄養科との連携を元に生活習慣病としての高血圧の加療に取り組んでいます。また血圧のコントロールがつきました症例に関しては、積極的に逆紹介を行い、地域の医療機関と共に治療にあたっていきたいと思っております。
慢性腎不全の加療においても血圧のコントロールは、一番のかなめです。2002年度の集計では、全国の総透析患者は237,710例、同年に透析導入された患者数33,710例で、総数・導入数、いずれも増加傾向にあります。とりわけ近年では、超高齢者の透析導入患者数が増え、当院においても90歳を超えて透析を導入される方もおります。当科では、透析を安全かつ潤滑に導入する事と、とりわけ慢性腎不全患者の透析導入を少しでも遅らせる事を目標に加療に取り組んでいます。また糖尿病性腎症は腎機能の低下進行速度が速く、典型例ではネフローゼ症候群を呈し溢水状態を呈する事がよくあるため、糖尿内科と連携し治療にあたっています。
原発性の腎炎自体の発症数は近年少なくなってきましたが、高齢化に伴い血管炎を主体としたANCA関連腎炎による急性進行性腎障害の症例が増えております。腎予後・生命予後いずれも予後不良の疾患であるものの、初期症状が倦怠感・発熱・食欲不振・上気道炎症状・関節痛と非特異的な自覚症状が主体であるため、尿検査異常に加えて、すこしでも血清クレアチニン値が上昇していた場合は、同病を疑い精査することが重要です。
日常診療で尿路感染症はよくみる疾患ですが、とりわけ高齢者の方で、自覚症状に乏しい方にもかかわらず、腎盂腎炎により敗血症をきたし多臓器不全を示する症例が見られる事があります。当科では同病の加療を、腎結石をはじめとする尿路閉塞性疾患の有無を検索するため、泌尿器科と連携して行っています。
