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過去のおはなし

 

賢い病院選び(3)

 

「賢い病院選び」と題してお話してきましたが、なんと3回も続いてしまいました。
今回でなんとかまとまればいいなと思っていますけど、どうなることやら・・・・。
前回までのおさらいをしておきますと、賢く病院を選ぶにはまず自分が賢い患者になりましょうと言った内容から、賢い患者とはどういった事かについてお話してきました。
今月のお話は、病院を選ぶ時に必要な情報を探し当てるにはどういった方法があるのかを、出来るだけ詳しく説明していきたいと思っています。
また、これに関連する今話題になっている用語を取り上げ説明していきたいと思います。
前回のお話をまだ読んでいらっしゃらない方は、ぜひメニューの過去のお話をクリックしてみてください。

 

 

前書きの部分を書いた後にいろいろ手を尽くし、病院選びの情報を得るすべはないものかと探しましたがはっきり言って皆さんにご紹介できるようなものはありませんでした。
医療従事者として、この世界がこれほどまでに閉ざされていると感じたことは有りません。
そんな中でも最近増えてきている病院のホームページへは、まめにアクセスしたほうが良いと思います。
期待するほどの情報を得ることは出来ないとは思いますが、その病院の雰囲気を掴むことができるのではないでしょうか。この雰囲気と言うのが馬鹿に出来ないものでして患者さんをどのように位置付けているのか、病院にまとまりは有るのかなどといったことが分かってきます。
自分が通える範囲の病院をチェックするのはもちろんですが、遠方の病院でも比べる対象にしたりホームページに慣れる意味でも出来るだけ沢山見てみてください。
そんな中でひとつだけ紹介できるページがあります。病院選びに直接関係の有る情報を手に入れられるわけでは有りませんが、病気に関する相談と言った事には大変役に立つと思います。
以前から私も良く利用しているのですがインターネット医科大学と言うものが有ります。
URLは、http://village.infoweb.ne.jp/~fwhn3899/medcol.htmlです。
これは実在する大学のホームページではなくネット上に作られた仮想の大学でして、各分野の専門の医師がこの大学の理念を理解した上で登録し、私たちの質問に答えてくれるのです。
メールでのやり取りですから緊張してうまく言えないと言った心配もありませんし、気軽に質問出来ると思います。また何度か利用していくうちに自覚症状の訴え方、話すポイントといった、実際に病院を受診したときに必要な技術を身につけることも出来ます。
私がこの大学を気に入っている理由のひとつに、気軽にセカンドオピニオンが受けられる点があります。
セカンドオピニオンと言うのは簡単に言いますと、患者さんが複数の医師に診断を受けることが出来る権利です。今までの医療は患者さんと医師は常に一人対一人でした。実際は患者さんから見えない部分では医師同士での話し合いは有りましたが全ての場合そうであったわけではありません。
セカンドオピニオンを申し出れば、実際の診療を受けるのと同じように複数の医師から説明を受けることが出来ます。最近県内の病院でも、「お気軽にセカンドオピニオンを申し出てください」と表示してあるところがありますが、お気軽にと言うところまでは行っていないのが現状らしいです。
原因は受ける側の医師の戸惑いだったり、申請する患者さんの遠慮だったりと言うところが多いのではないかと思います。
しかしこのインターネット医科大学を利用すれば医師同士のしがらみ(?)などはないだろうし、患者さんも顔が見えない分遠慮もなくなると思います。複数の先生に同じ内容のメールを送るだけでいいのです。
ぜひ一度利用してみてください!!
 今回は「賢い病院選び」と題しまして3回に分けてお話してきましたが、肝心の病院選びの基準やその情報を得る為の方法などについては私も不満を感じているので、読んで下さっている皆さんは私以上に感じていることと思います。力不足ですみませんでした。
今後医療の現場でどのような方法で情報開示が行われるのかわかりませんが、是非患者さんが利用できる生きた情報が公開されていくことを望みますし、私も医療従事者として微力ながら貢献していきたいと思います。そして次の機会には病院選びの具体的な方法をお話できればと思います。
これで今回のお話は終わりです。次回の構想はまだありません、出来れば皆さんの声を生かした内容にしていきたいのでご意見ご質問をお待ちしています。

 

 

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