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病気のお話し
最近の高度不妊治療
卵管鏡下卵管開口術と体外受精
 
 少子高齢化が叫ばれている昨今、女性の初産年齢も高齢化しており、不妊症に悩まれている方々も増加しています。今回は、当院産婦人科不妊症外来で行われている高度不妊治療について紹介します。
 卵管鏡下卵管開口術(FT)は、卵管鏡という内視鏡と特殊なバルーンを用いて、卵管閉鎖症や卵管狭窄症の患者さんの卵管を通りやすくさせる治療法です。子宮内膜症やクラミジア卵管炎などによって卵管性の不妊症に悩む方を、開腹手術しないで治療するといった画期的な治療法です。当院では静岡地区で初めてこの先進医療に取り組み、これまで多くの方の妊娠を成功させています。
 また、重度の卵管性不妊症、原因不明の不妊症などには体外受精(IVF)を行っています。これは、卵巣より卵子を採卵し受精卵にした後に、子宮内に受精卵を移植するといった方法です。この方法により、いままで妊娠をあきらめざるを得なかったような患者さんもお子さんを授かることが可能になりました。また、今までは体外受精で使われなかった受精卵は廃棄するしかなかったのですが、現在では、余剰受精卵の凍結保存も当院ではおこなっています。
 結婚して2年以上たっても妊娠しない場合、不妊症ということになります。不妊治療は、高齢になればなるほど妊娠率が低下します。高度不妊治療について詳しく知りたい方は、お気軽に当院不妊症外来までお越しください。

産婦人科診療技監 岩崎 真也


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