“内臓脂肪型肥満”に高脂血症・糖尿病・高血圧などの危険因子が重なったメタボリックシンドロームが注目されています。
ひとつひとつの症状は軽くても、重ね持つと動脈硬化が加速し、心疾患や脳卒中などの重大な疾病を引き起こす危険性が高まることがわかっています。
また、ひとつの疾患が疑われたら、他の生活習慣病も水面下に潜んでいると考えられます。
投薬治療をしても、水面に出た氷山のひとつの山を削るだけで、他の疾患は改善されません。根本治療として、運動習慣の徹底・食生活の改善・禁煙などの生活習慣の改善により氷山全体を縮小することが必要になってきます。
食生活の改善としては、脂肪によるエネルギー摂取を25%以下に抑える事、食塩摂取量を1日10g未満に減少する事、野菜の摂取量を1日350g以上に増加する事を目標にしてください。
最近は健康情報娯楽番組が多く、その番組で取り上げられた食品を摂取すれば健康になれると思ってしまう人がいますが、健康はそんなに簡単に手に入るものではありません。食事バランスガイドに基づいて、正しい栄養バランスの食事を摂取し続ける事を心掛けてください。
栄養科 主任栄養士 望月澄子
